千葉蓮池 丸万寿司

千葉蓮池について

「千葉蓮池 丸万寿司」の『蓮池』って何?とよく聞かれます。
もう、地元でも蓮池をご存じの方はすくなくなりましたね。
『蓮池』とは、旧千葉市の中心地区であった吾妻町(現中央地区)の一画で、
料亭や芸妓置屋などがあった花街の通称でした。
当時は軍人やお医者さん、旦那衆、政治家などでたいへんに繁盛したそうです。
なぜ、蓮池と呼ばれたか?は、昔、その周辺は泥深い蓮田だったのでしょう。
やがてその蓮田を埋め立て造成地をつくり、さらに同じ頃、
県庁が木更津から千葉に移転してきました。
千葉が発展するにつれ繁華街が生まれ、そこが蓮池花街となるわけですね。
その後、時代と共に蓮池周辺は激変しましたが、
昔の名残で蓮池を名乗っているお店もまだ見受けられます。
うちはここで親の代から二代60年余、
寿司屋を営んでいますので蓮池の名称を外すわけにはまいりません。

当時の蓮池の風景

商家の店先
蓮池芸者衆の夏姿(昭和10年頃)
吾妻町通りのラジオ体操風景
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